SONYのMDR-NWBT20N/Bを使っての感想

bluetoothノイズキャンセリングイヤホンを買っての感想

SONYのワイヤレスノイズキャンセリングレシーバーのMDR-NWBT20N/Bを買って、1ヶ月くらい経ったので感想。

よい点

静かめな音楽を電車内でより楽しめる

ノイズキャンセリングによって、電車に乗っている時でもクラシック系の音楽を楽しめるようになりました。 電車の中で静かに読書をしたい時など、普通のイアホン以上に騒音を遮断してくれるのは嬉しいです。それでもある程度は外の音聞こえるので、アナウンスを聞き逃すってことは今のところありません。 でもそれって「ノイズキャンセリングの効果が薄いのでは?」と思う方もいるかと思いますが、個人的には外の音が聞こななさすぎても困るので、調度よいと感じています。

良くないなと思う点

無線化に起因する物、bluetoothに起因する物、付属のケーブルに起因する物などいろいろ要因がありますが、いくつか上げてみます。

充電

今までイヤホンを充電する習慣が無かったので、充電を忘れて電池が切れてしまうことが何度かありました。帰宅後イヤホンは基本的にバッグの中に入っていて取り出すことはいままで無かったので、やや面倒だなぁと感じます。

イヤホンのケーブルの形状

イヤホンは左右のケーブルの長さが左右で異なるy型で個人的にはU型が好きなので、ここは買う前に確認するべきでした。 また、bluetoothのレシーバーとイヤホンは分離可能ですが、iPhoneに直接つないだ場合、ズボンのポケットまでは届かず胸ポケットがある服でないと音楽を聞くことができません。充電忘れてもノイズキャンセリング+無線接続ができないだけかなぁと思っていましたが、そういうわけにもいきません。 また、バッグにしまうときには軽く結んで線が絡まないようにしたいのですが、このイヤホンはちょうどよい長さで結ぶことができず、結局かばんの中で絡み合う状態です。

bluetoothの音質

電車の中では全く気にならないのですが、自宅の静かな環境で無線接続すると、ノイズキャンセリングを切っても、ノイズが載って音質はあまりよい印象は受けません。在宅で仕事をするときなど、たまに家でもイヤホンを使うので、こちらもややマイナス。

再生機器と接続されているか解りづらい

iPhonebluetoothが無効になっていると、容赦なくスピーカーから音がなります。物理的イヤホンではそんなことは無いのでこれもちょっとデメリットです。

無線イヤホンは便利なのか

自分の使用用途では、今までズボンのポケットから伸びていたケーブルが胸ポケットの位置まで短縮されたくらいの印象しか受けず、充電の手間を考えると有線でもよいと感じました。通勤時は胸ポケットにiPhoneを入れていることも多いので、ほとんどメリットはない状態です。 自宅ではMacBookで音楽を流すこともあるのですが、家の中でイアホンつけながら歩きまわることも殆ど無いので、自宅環境でもあまりメリットを感じられません。

結局どうなれば良いのか

ケーブルが通常の長さのイアホンが付属されていればよいのかなぁと思いましたが、それでは無線のメリットが生かせず。 最終的には物理的に遮音性が高いイヤホンを使うのが、利便性・遮音性・音質などトータルのパフォーマンスが良いのかなぁと思いました。

おわりに

マウスやキーボード、充電器など出来るものは無線化を進めようと思い、今回ワイヤレスイヤホンを買ってみましたが、使うシチュエーションによってはむしろ利便性が下がってしまうことがあると感じました。 外出先で騒音を遮断したい時にはとても便利なのでこれからもしばらく使ってみようと思います。