再読:ハイコンセプト

今日は午前に某SIerの企業説明会に行ってきました. 5年ほど前にインターンでお世話になった企業だったのですが,久しぶりにオフィスのビルに入って何とも懐かしい感じでした.

ハイコンセプト

就職活動をしていく中で,仕事をすることについて改めて考え直したいなぁということで今日はダニエル・ピンク著のハイコンセプトを読みました.

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

この本は大学の先輩のすすめで,2年ほど前に読んだ本なのですが,改めて読んでみると著者の先見性が伺えます.

例えばこれからの時代を生きるセンスとして「機能」より「デザイン」をあげています.この本が出版された当時はiPodも爆発的な普及はしていなかったと思うのですが,その後のApple社の製品から,著者の描く未来通りに世界が進んできているような気がします. 物語・調和・共感についてもスティーブ・ジョブズ氏の活躍から本当にそういう世界になってきているのではないでしょうか.

そういえばプレゼンテーションZenでも,この本の内容を引用していたような気がします.

プレゼンテーションZen 第2版

プレゼンテーションZen 第2版

  • 作者: ガー・レイノルズ,Garr Reynolds,熊谷小百合
  • 出版社/メーカー: ピアソン桐原
  • 発売日: 2012/09/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ただ,6つのセンスのうち「生きがい」についてはヒントは得られましたが,なんとなくモヤモヤとした感じが拭いきれません.最終的に自分が何をしたいのかもう少し考えたいなぁとは思います.

最近は就職という目先の事ばかり考えてしまいますが,長い期間で見たプランはしっかり持っておきたいものです.